じったbolg

1999生、アニメゲーム読書テニスアウトドア下ネタとか、言語化しないと当時の思考が不鮮明なるので書いたり評論してる

ファンが選ぶ錦織の名試合5選

自分は2014年シーズンからATPツアーを本格的に見だしてというものの、錦織圭の一ファンとして6年ほどツアーを見てきた中で、名試合やターニングポイントとなった試合を紹介したいと思う。

 

 

2008年全米オープン3R VSフェレール


ここから錦織圭は始まった

6-4、6-4、3-6、2-6、7-5

同年18歳でツアー初優勝して、まだフォアハンドが武器だった頃

同じ低身長でストローカーの当時世界ランク4位のフェレールと対戦。

ツアー優勝した錦織の知名度を世界的に知らしめたフルセットの勝利だった。

フォアハンドを軸にじわじわと攻めていくスタイルが項をなした試合で、4セット目はわざとセットを落としてファイナルセットにかけるという作戦をこの歳で勢いでしか勝てないトップ10に対して実行して勝利を飾るメンタルの強さも目立って、ものすごいゲームメイクの才能が溢れてた。そもそも日本人はGS2回戦突破が壁なのにそれを軽々超えていって、さらにトップまで破るという日本人離れしたプレーを見せつけた。

4回戦は翌年全米オープン優勝の同世代のデルポトロに負け。

 

 

2014年マドリードマスターズ決勝 VSナダル


Nishikori (錦織) VS Nadal Madrid

負け試合です

2-6、6-4、3-0ret

2013年末からマイケル・チャンコーチと契約してからベースラインの前方に立ち、攻撃的なストローカーとしての戦術を積み上げてきて、その戦術を会得した錦織はクレーコートのナダルにも通用するポテンシャルを持つということを明らかにした本当に衝撃的な試合だった。6-2、4-2であと2ゲームで優勝まで迫ったが、しかし怪我の影響であと一歩届かなかった悔しすぎる棄権負けだった。やはり初のマスターズタイトルはここで取るべきだった。

しかしここで優勝してしまったら他のプレイヤーに対策されてしまって後の全米オープンの躍進はなかったと思う。

 

 

2014年全米オープン準決勝 VSジョコビッチ


2014 Us Open Semi-final Highlights - Kei Nishikori Vs Novak Djokovic

6-4、1-6、7-6、6-3

あまりにも有名すぎる試合。

当時世界ランク14位、足の手術からの初の復帰戦で試合感がない中、14年シーズンの攻撃的テニスがダークホースとなって準優勝まで駆け上がった不思議な大会の準決勝。

ラオニッチとワウリンカ、トップ10を下し、グランドスラムで連続5セットを勝ち抜いてきた準決勝、疲労とこの日の暑さと風が強く、さらに世界ランク1位というあきらめムードの中でジョコビッチが最後まで攻撃的なストロークに対応することができなくて勝利をしっかり勝ち取った。ニューヨークの観客がほとんど錦織側を応援していて、観客の盛り上がりも相まってマジで興奮した勝利だった。

決勝についてはチリッチが強すぎた。錦織も体力が底をついてたしもうあれについては仕方なかった。テニスに向いていない骨格のアジア人がGSをとれるポテンシャルと実力を示した大会だった、その後ジョコビッチは異様なほどの錦織対策をねって、その後はまだ1勝もできていない。

 

 

2016年リオオリンピックQF VSモンフィス

www.nicovideo.jp

ニコ動しか残ってなかった

7-6、4-6、7-6

14年のジャパンオープン優勝以来2回目の錦織が泣いた試合

この年のマイアミMSで5本マッチポイントを取られた試合があったが、この試合もマイアミの再来だった。トロントMS決勝からの2週連続の大会で疲労がたまる中、オリンピックというプレッシャーが掛かる場面での錦織のテニスは悪くなかったが、モンフィスが後半からノリノリになってきて止まらなくなって3本マッチポイントを取られたが、最後の最後で勝利のチャンスを掴んだ。最終セットのタイブレークがすべてを物語っている。リアタイで見てて死ぬほど腹が痛かった。

準決勝でマレーにボコされたが、3位決定戦でナダルと対戦したときは歴代最終セット勝率No1の実力を示して銅メダル獲得、この試合も勝利して嬉しかったが見るのがつらすぎた。

 

 

2019年全豪オープン4R VSカレーノブスタ


Kei Nishikori vs Pablo Carreno Busta - Full Fifth Set Tiebreak | Australian Open 2019 4R

引退しかねないほどの選手生命を左右した手首の怪我からの復活後の名試合、錦織の底力を感じた試合だった。前週のブリスベン優勝で調子を上げたように見えたが大会を通して1回戦、2回戦をフルセットで戦って疲労となかなか調子が上がらない中、歴代フルセット勝率のNo1の意地とメンタルの強さを改めて示した大会だった。その強さが4回戦のカレーノブスタ戦の2セットダウンからの最終セットタイブレークにこれでもかと詰まっている。

試合時間が5時間を超える中で、ただ1本1本ポイントを取り続けて死んだようにストロークするマシンになったような錦織にトレーニングによる基礎力の高さとトラブルにも動じない、勝利しても何一つ表情を変えない錦織のこの試合の勝利にマジで興奮したし、畏敬の念を感じた。

 

 

まとめ

特にアジア人の体格に合わない男子テニスというスポーツの中で錦織圭はあまりにも突然変異みたいなアスリートで(もちろん努力の量は計り知れない)そんな錦織圭をまで現役で応援できる環境に生まれたことを感謝しつつ、これからも頑張ってほしいと思う。

ATPワールドツアーには他の海外スポーツと違った過酷さがあって、さらに個人スポーツというなかなかない面白さもあるので、ぜひみんな見てほしいです。ではこの辺で。