じったbolg

1999生、アニメゲーム読書テニスアウトドア下ネタとか、言語化しないと当時の思考が不鮮明なるので書いたり評論してる

テニスのラケット破壊について思う事

テニスをするプレイヤーやテニスファンの中でも試合中のラケット破壊については割と賛否両論で、よく話題になることだ

よく日本ではものには魂が宿っているとかものを作った人の気持ちを考えろとかでラケットを含めて道具を壊すことには否定的な人が多いと思っているが、現状、トッププレイヤーはナダル以外はラケットを破壊する動画が残されている。

だがナダルも物に当たらないそういった日本人的な精神を持っているかと言われるとそうではなくて練習中にうまく行かずにラケットを投げかけて破壊する寸前の映像が残されている。ラケットを投げないほど悔しくなかったら競争の激しいプロで勝つことはできない。要するにラケットを投げないというプロのプレイヤーは潜在的に存在しないのだ。

そもそもこういった道具を破壊する行動を叩く一般の人は道具を破壊したくなるほどの衝動に駆られるプロのスポーツと一般の人が触れてきた部活やメディアを通しての美化されたプロスポーツが影響だと思う。

プロの誰々が道具を破壊したとニュースが流れるとイチローは道具を大切にしたとコメントが必ずと行っていいほど出るが、やっぱり背景が違うことを理解していない人がとても多いと思う。

道具を大切にし、経緯を払う行動を貫き続けられる事はとても尊敬されるべき。しかしチームの競技と個人競技は個人にのしかかるプレッシャーやフラストレーションはかなり違ってくるわけだ。

もちろんどちらの競技が劣っているとはなく完全に別次元の話で、比べられるものではない。

チーム競技では自分が完璧なプレーを継続することができていても結局はワンマンだけでは勝ちを安定させることは難しい。故に負けたときでも責任感やフラストレーションが直接自分にかかりにくい背景を理解しておくべきだと思う。

もう一つは部活の延長線上でスポーツを見ている人が多いという点だと思う。

プロプレイヤーの中には部活出身でそこからプロになったという生い立ちの人もいるだろうが、そうである故に自分とプロの背景を勘違いしやすいだろう。

あくまで部活は「スポーツを通して精神や社会性を磨く」というコンセプトがあって決して上達すること自体が目的ではない。しかしプロとなればもちろんプレーに自分の生活がかかっているので部活というぬるま湯の中でちんたらやってきた人が叩けるという立場すらないわけだ

まぁそもそも叩くこと自体叩くことが目的のアンチがやっているみたいなことではあるが。

ということで道具破壊に対し叩く人の反論は一旦終了し、ATPツアーのラケ破壊についての意見をちょっと。

結論から言うと自分はラケット破壊には賛成派だ。

ラケ破壊をすると警告が下るがそれ以上に勝利への貪欲や悔しがっていることを実感できるのが割と好みだ。あと観客へのパフォーマンスとしても。

自分がラケ破壊賛成派になっている原因の選手がジョコビッチとマレーで、特にこの二人がラケット破壊の使い方が上手い選手である。ラケ破壊で溜まりに溜まったフラストレーションを完全にメンタルリセットしてくるからだ。なんだかんだ7年くらいシーズンを見ているけど破壊したら逆に強くなるという不思議な選手だ。

ツアーの殆どの選手はラケ破壊をしてしまうと気持ちが切れて負けてしまう。逆にこの二人以外でラケ破壊してから逆転勝ちをした試合を見たのは本当に数回しかない。

結局は道具を壊しても勝ったという結果があればそれほどは叩かれないと思うし、逆にどのスポーツにも限らずとも道具を破壊した試合は負けてしまう場合がほとんどだと思う。なので道具破壊に良いイメージがない人がほとんどだと思うし叩かれやすい行動になったいるんだなと思っている。

先程自分は道具破壊に賛成と言ったが、正直に言うとあまりやってほしくはないが、結果勝つことができるのならば存分に破壊して感情をスッキリさせ、リセットして欲しい。やっぱりお互い勝利に貪欲な姿を観戦するのが一番面白いと思っているからだ。

紙一重の怒りと悔しさの感情を爆発させることに対して多くの人が許容を持てたらいいなと思った頃である。

 

最後に一番好きなディミトロフの芸術的ラケ破壊

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